· 

文章下手

小学校高学年の頃だろうか。

週明け、最初の登校日の朝に、作文を書く時間があった。

架空の週末というのが毎回のお題。

 

デパートに行ったとか、遊園地に行ったとか本当にありそうなことから、

宇宙旅行をしたとかありえないことでもなんでも良かった。

ただ自分は馬鹿正直なのか、頭が硬いのか何にも浮かんでこず、

「今日は..」と数文字書いただけで毎回ぐったりしていた。

 

そういえば、授業の中で感想を書いたりすると、

決まって先生から「短い、もっと書きなさい」と注意されていたな。

特別書くことなど無いのに。

なんだろう、あまりに不感症だったのかな、

それかただ単に感想文が億劫だったのかな。